車体が軽くてトルクフルなBETA X-TRAINERは２ストロークのフルサイズマシンでありながら初心者にも扱いやすい。通常のトレールバイクと比べるとストローク量も十分に確保されている。しかし、エンデューロやクロスカントリーなどの競技で使用するとなるとサスペンションの性能が追い付かず限界を感じる場面も。

フロントフォークは減衰力がほとんど効いておらず、ブレーキング時などフロントに荷重をかけると勢いよく奥まで入ってしまい、容易に底付いてしまう。リアショックはバネレートが高く、ダンパーの減衰力は弱いため連続するギャップなどではサスペンションの動きを抑制できず安定感に欠ける。

TechnixではX-Trainerの純正フロントフォークのネガを解消するためTRIC KITを開発。純正のSFF方式（片側ダンパー、片側スプリング）は崩さずに内部部品を総入れ替えすことで、フロントフォークの減衰力を最適化しスプリングも専用品に組み替えることで初期からスムーズに動くその中にもに適正な減衰力を効かせることで車体を安定させ、ストローク奥ではしっかりと踏ん張るフロントフォークへと変わります。

リアショックは純正スプリングに合う減衰力を発生させるためメインピストンを変更したうえでバルブシムのセットを変更。１WAYバルブを装着することで、リバウンド、コンプレッションの減衰力を独立して調整することを可能とし、さらにオリジナルのDUALコンプレッションアジャスターへと組み替えることで”しっとり”と動き、奥ではしっかりと踏ん張るサスペンションに。

FRONT FORK MODIFICATION 『TRIC FUN KIT』

REAR SHOCK MODIFICATION『TECHNIX RV (Re-Valving)』

高度なアルミ切り出しハブ、信頼のD.I.D製リムの組み合わせにより得られた高い剛性感。さらにはダブルでパーテッドスポークを採用し剛性を確保しつつも徹底的な軽量化へ。そして経験豊富な専任メカニックが対応することで精度の高い『世界基準』のホイールを実現。ハブ、ニップル、スポークなどカラ―オプションも充実し自分らしいカラ―コーディネートが可能に。

世界の多くのトップライダーが採用するST-X『強』のオプションも設定し、ライダーの好みに合わせて選択が可能に。

※BETA純正のリヤスプロケット仕様、又は2014年KTM EXC/SX-F用スプロケット仕様から選択が可能です。

TGR RACING WHEEL TYPE-R 【エンデューロ用】

SKF FORK SEAL