YAMAHA Tenere 700

RECOMMENDED MODIFICATION

IMPRESSIONSスタンダード インプレッション by Technix

ラリーを意識したスパルタンな外観、エンジンパワーも申し分なく、なんといっても他のアドベンチャーバイクにはない軽さが魅力でミドルサイズアドベンチャーとして人気のTenere700。

アドベンチャーバイクという性質上、タンデムや積載しての長距離ツーリング(高速道路を含む)を考慮してのサスペンションの設定は林道を含むオフロード走行を考えるとスプリングレートが高く硬さを感じてしまう。また、ストローク中間ぐらいより一気にストロークしてしまう傾向があり、連続したギャップや大きなギャップなどでは不安定さを感じる。

全体として林道走行に際しては、路面への追従性が悪く、タイヤのトラクションを十分に引き出せず快適性と走行安定性に不満を感じる場面もある。

RECOMMENDED SUSPENSION MODIFICATIONTechnixおすすめモディファイ

RECOMMENDED MODIFICATION 1: ソフトスプリングKIT組込+リバルビング(ダンパー特性変更)

オフロード走行では高めに設定されているスプリングレートを下げ、それに合わせてダンパー特性の見直しを行うTechnixの定番メニュー「リバルビング」。

ソフトスプリング化により、少ない荷重でもサスペンションのストローク量をしっかりと確保し、それに合わせてダンピング特性もよりソフト目へ。

主に林道ツーリングでの快適性と安定感の確保を狙って仕上げた仕様で、しなやかで落ち着いた動きのサスペンションに変貌します。

オフロードにありがちな連続するギャップなどでもマシンが暴れることなくコントロールができ、大きなギャップでも一気に奥までストロークすることなく適正なストロークスピードを保ち、さらには奥でしっかりとする腰のある動きへ。

路面への追従性も各段に向上しよりスムーズなライディングが可能となります。

また、オフロードでの車体の安定感が増し操作性が向上し、ライディングにも余裕が生まれ、より林道ツーリングが楽しめます。

林道ツーリングやオフロード走行をもっと楽しみたいユーザーにオススメする仕様です。

Tenere700ソフトスプリング

Fフォークリバルビング

Rショックリバルビング

TGR DUAL Compression Adjuster

2020年JNCC最終戦では渡辺学選手がFUN CLASSで出場したTenere700の前後サスペンションにも『Technixおすすめモディファイ』を行っております。

渡辺学 選手走行動画、インプレッション動画はこちら>>

RECOMMENDED MODIFICATION 2:   TLUE<Technix Lowering Ultimate Evolution>

オフロード走行を意識した車体のTENERE700。どうしても「足つき」で悩まれるライダーも多いかと思われます。特にオフロード走行時には足場の悪いシチュエーションも多々あります。

そんな足つき性へ不安を感じるライダーへオススメするのは50mmローダウン仕様。

サスペンションでローダウンすることで、シート、ステップ、ハンドルの3点の位置関係が変わらず、ライディングポジション与える変化を最小限に抑えること可能です。

50mmのローダウンサスペンションには、ローダウン専用ソフトスプリングとそれに合わせてのリバルビングが施され、一般道から林道に至るまであらゆるセクションで低重心化と足つき性の良さ、そして前後バランス、作動フィーリングの良さで50mmローダウンのネガを感じるシチュエーションは多くはありません。

大きく感じるTENERE700が一回り、二回り小さく感じる事ができ、林道などでは枝道に入ってみようか・・と言うようなフレンドリーささえも感じることが出来るかもしれません。もちろん、林道ツーリングも十分に楽しめることができますが、大きな段差や大きなギャップを超える際には十分な徐行が必要ですので、その点はネガと言えるでしょう。

足つき性の改善を希望しつつも、林道などオフロード走行を楽しみたいユーザーへオススメします。

Technixの手掛ける”TLUE”は車体のバランスを考え走れるロワリングサービスです。前後セットでのサスペンションサービスとなっております。

■ 品番:TLUETNR7
■ 価格:¥119,900-(税込)

サイドスタンドのショート加工が必須となります。

RECOMMENDED MODIFICATION 3: TENERE 700 LONG STROKE VERSION (前後セット)

オフロードライディングを楽しもうとすると、車体操作にある程度のスキルが要求されTenere700。本格的にオフロード走行をすにはストローク不足が否めない。

そこでTechnixでは前後合わせてのロングストロークバージョンを開発!!本格オフローダーTenere700の誕生。

+22mmの専用カートリッジは大容量の22mm径を採用、RショックにはNITRON R3 シリーズをTechnixで専用チューニングしたものを採用。

すでにサービスを開始してるTenere700オフロードリバルビング(ソフトスプリングKIT組込+リバルビング)のさらに走りを追求したサスペンションサービスそれがTenere700 LONG STROKE VERSIONとなります。

連続したギャップや大きなギャップにもロングストローク化で十分な余裕を確保し、高性能のカートリッジとリアショックは調整幅も広く、ダンパー主体の『しなやか』で『しっとり』した上質な動作感を生み出します。

バランスの取れた車両はオフロード走行のみならず、『ツーリング』『街乗り』とあらゆるシュチュエーションでの最高な走りを楽しめます。

FRONT FORK MODIFICATION “TASC”

新設計の大容量の22mm径、高性能カートリッジシステム”TASC”を搭載し、幅広い調整域とストローク域全体でダンパーボリュームを生かした滑らかな一連の動作を生み出します。スプリングも未舗装路での安定感、操作性を意識したレートに見直し、『フレンドリーな扱いやすさ』と『アクティブな走破性』を両立させた特性を演出しています。

TASC+20mm ロングカットリッジキット

プリロードアジャスター&リバウンドアジャスター

コンプレッションアジャスター

プリロードアジャスターも装備する事で使用状況に合わせた細かなセッティングが可能に。更に+20mmのロングストローク化を行い、リバウンドストロークを多く取る事でストローク可動域に余裕が生まれ、大きなギャップや連続するギャップの吸収性を格段に向上し、今まで踏み込む事の出来なかった領域へ気兼ねなくライダーをサポートします。

ダンパー減衰力特性の比較

22mm大径ハイフローピストンとオイル流路形状の変更により、ダンパー主体の『しっとり』と『しなやか』を両立させた上質な作動感を生み出し、余裕のあるライディングが可能に。

REAR SHOCK “NITRON  R3 Series LONG STROKE Ver“ Technix Special Tuning

lリヤのナイトロンもフロントに合わせストローク量を増やし、スプリングレートを見直し、作動感のある専用のダンパーチューニングを施していますが、リバウンドストロークを多く取る事によりノーマルのシート高と変わらない足付き性を実現し、前後バランスの取れた車体は乗りやすさと走破性を兼ね備え、未舗装路に特化するだけでなく一般道での扱いやすさも視野に入れたトータルバランスを構築。

油圧プリロードアジャスター(HPA)も標準装備とする事で、積載時やタンデム走行などの大幅な荷重変化にも瞬時に対応する事が出来、あらゆるシュチュエーションに対してハイパホーマンスな走りを実現します。

NITRON JAPANのグループ会社だからこそ成せるスペシャルチューニングサスペンション。

Recommended Modification 3: TENERE 700 LONG STROKE VERSION (前後セット) Price

ロングストローク化を行っているためフロントにTASC、リアにNITRON SHOCKの前後セット販売の製品になっております。

前後セット価格 ¥421,960(税込)

ロングストローク化を行っているフロントカートリッジとリヤのNITRON SHOCKの前後セットでの販売商品となっており、各単体での販売は行っておりません。

*フロントフォークの施工にはメンテナンスを伴う作業がございますのでお預かりしたフロントフォークに不具合が見受けられた場合には、別途修理のご提案をさせて頂く場合がございます。

注意事項】

*TENERE700 Long Stroke VerのNITRONリヤショックはテクニクスにて専用チューニングを施した製品となりますので、NITRON JAPANからの販売はございません。また、仕様に関しましてはロングストローク仕様のみの販売になります。

ご注文に関して

ご注文の際はYAMAHA TENERE700 Long Stroke Ver,前後SETとご注文ください。

リヤショックの部品手配、組み込み期間と、フロントフォーク施工にタイムラグが生じない為に、まずご注文頂き、リヤショック完成のタイミングに合わせご連絡をさせて頂きますので、弊社からの連絡の後、フロントフォークをお送りください。

TECHNIX GEAR PARTS RECOMMENDATION おすすめTGR製品

SKF Fork Seal

今やフォークチューニングの第一歩として定番化されつつある『SKFフォークシール』圧倒的な低フリクションでフロントフォークのパフォーマンスを最大限に引き出すことを可能とする。

■品番:KIT(G/B)-43K 
■価格:¥4,730-(税込)

*SKF Fork Sealはフォーク1本分のキットになります。1台分は2個必要になります。

TGR RACING WHEEL Type-X

■フロントリム:1.80-21 リアリム:2.50-18  
■ニップルカラ―:シルバー
■品番:ADTXOYTNR033
価格:¥169,400-(税込)

詳しくはこちらから>>

TGR DUAL Compression Adjuster

変化の感じずらい純正アジャスターから、幅広い調整幅を持つ”TGRデュアルコンプレッション アジャスター”に交換。HIスピード/LOスピードとリアショックの動作スピードに応じて細かく正確にアジャストが可能に。スポーツライディングでのシュチュエーションや好みに応じた細かなセッティングを可能とします。

■Tenere700 (’20-)
■品番:TDCA-K02
価格:¥16,500-(税込)

TTビレットアクスルブラケット

Tenere700の足元を引き締めるビレットアクスルブラケット。精悍なルックス!
「アクスルブラケットの変更」という玄人好みのカスタム!

■Tenere700 (’20-)
■品番:TKAB01TNR700BKA
価格:¥66,000-(税込)

Technix DLC Coated Inner Tube

Technix DLC coated inner tube

Technix DLC コーテッドインナーチューブはその名の通り”DLCコーティング済み”のインナーチューブ。装着中のフロントフォークのインナーチューブと交換するだけで高硬度なローフリクションフロントフォーク”へ。

■Tenere700 (’20-)
■品番:TINRDLC-TNR7
価格:¥33,000-/一本(税込)

*DLCコーテッドインナーチューブは1本単位での販売になります。
*DLCコーテッドインナーチューブはインナーチューブ単体での販売になり、アクスルブラケットの脱着が必要となります。
*アクスルブラケットの脱着は弊社で承っております。1箇所¥5,500-より。